胃痛が起きた時には、牛乳を飲むと効果があるとよく言われていますが、日本人は約半数が乳糖不耐症です。
乳糖不耐症とは牛乳やヨーグルトを飲むときに、乳製品に多く含まれている乳糖を分解する乳糖分解酵素を持っていない為、特に冷たい牛乳を飲んだ時に下痢になりやすいと言われています。
俗に胃痛に牛乳がいいとされているのは、胃に牛乳が膜を張るため胃壁を保護してくれると考えられています。
これはアルコールを飲む時にも言われており、胃に膜を張るのでアルコールの吸収が抑えられていると考えられていますが、牛乳は胃に膜をはっても水分ですぐに流されてしまうのでアルコールがはいったときに膜も流されてしまいます。
牛乳がアルコールを飲む際に有効であると考えられるのは、牛乳の脂肪分が胃の蠕動運動を刺激して消化を早めてくれる事と、牛乳の主要タンパク質であるカゼインがアルコールを代謝するのを助け、さらに胃に何かを入れる事で空腹状態ではなくすためであると言われています。
胃に膜を張らないので、胃痛時にも胃に這った膜で胃酸から胃壁を守ってくれるという事はないそうですが、牛乳には胃液の酸を中和する効果があるため胃壁を多少胃酸の刺激から保護しているためだと考えられます。
胃痛の時は刺激を減らした方がいいので、牛乳は冷たいものではなく温めたものを飲んだ方が胃に優しいとされています。
また温めても牛乳を飲むとお腹を壊しやすい人は、ぬる目の白湯を飲むと胃酸が薄まって酸の濃度が低下し、同様の効果を得られると言われています。
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